いかに謝罪するかで、世論を味方にした自動車メーカーのエピソードは
「ピンチをチャンスに!」を地で行く成功例。
・It had all the makings of a PR disaster.
− その事例には、PRが大失敗に終わるさまざまな要素が含まれていました。
makings of … 〜の素質[要素]
辞書を読むと
have the makings of 〜 の形で使われるようです。
She has the makings of a great star.
(彼女には大スターになる素質がある)(ジーニアス)
・But the president of the company rose to the occasion.
− でも、同社の社長はこの難局にうまく対処しましたね。
rise to the occasion … 難局にうまく対処する、臨機応変に対応する
最初にビニェットを聞いた時、「ローズ」が何だかわからなかった...。
rise ― rose ― risen の rose だったのね。
・They hammered out an ad where the president admitted the company had made a mistake.
− チームは、会社が間違いを犯したことを社長が認める広告を考え出しました。
hammer out には「徹底的に検討して考え出す」
というニュアンスがある。
I want to hammer out a timeline and specific action steps for the project.
(プロジェクトの時間枠と具体的な行動計画を打ち出したいですね。)
(08/04/08「入門ビジネス英語」)
・He came right out and admitted fiddling with the odometers was a lousy idea.
− 社長は、走行距離計をいじるのはあさましい発想だった、率直に認めたのです。
ヘザーさんは meddle with / tamper を同意語として紹介していました。
・What a mensch.
− 実に立派な人です。
mensch … 立派[高潔]な人
普通は男性に使われるそうです。(ヘザーさん)
・... he stepped up to the plate and delivered the goods.
− 彼は自ら進んで問題に取り組み、約束を実行したのです。
step up to the plate … 先頭に立って行動する、進んで物事に取り組む
11/06/23「実践ビジネス英語」 で、これは野球表現と学習済み。
deliver だけでも「結果を出す、職務を果たす、期待に沿う」
という意味あり。
*・It turned public opinion around in the carmaker’s favor.
− それが、世論を自動車メーカーに好意的なものに転換させたのです。
好転が turn around で
逆転が turn the tables
I sometimes turn the tables on my husband when I am mad.
(私は怒ったとき、たまに、形勢を逆転して夫をギャフンといわせることがあります)
(Phrasal Verb Diversion 第11回)
*・I say gamble because there was a risk that the ad could backfire if it struck the wrong note and added fuel to the fire.
− 私が賭けだと言う理由は、広告に不適切なことを書いて、
火に油を注いでしまったら、その広告は逆効果になる恐れがあったからです。
strike the wrong note … 不適切なことをする[言う]
前回のブログに書いたのは
strike the right tone
(適切な(声の)トーンでふるまう)
note じゃないですよ。
add fuel to the fire は「火に油」なので、
なんとなく add oil to the fire って言いたくなる(×)
You’ll just add fuel to the fire.
(あなただと火に油を注ぐだけだから。)
(11/04/12「ラジオ英会話」)
今日の重点項目:2つ
【フレンズ かな?】
アメリカの国民的コメディーショー「サタデーナイト・ライブ」って
まず、最初に3分ほどのコントをして、コント終わりにコント出演者が
こう叫びます。
LIVE FROM NEW YORK!
IT’S SATURDAY NIGHT!
これを見るたび「あ〜、私も叫んでみたーい!」と思っていましたが、
こう思っているのは私だけじゃないらしく、
フレンズでこんなシーンを発見。
そうだよね、言ってみたいよね!
きっとアメリカ国民の多くが思ってるよね!
去年の今頃、11/27「実践ビジネス英語」
He says he’s going to make up for that at this year’s dinner.
(息子は、今年の食事の時にその埋め合わせをするんだと言っていますよ。)
同じ埋め合わせでも、謝罪の場合は
make it up to you ってことで、
「埋め合わせ」問題はすっかり解決済み!