12/24「実践ビジネス英語」
montoさんに
lame duck(再選されなかったが、まだ任期の残っている議員、無能な人)
を教えてもらったので、私のように知らなかった人は duck関連に追加しておいてください。
・ in-depth … 徹底的な、突っ込んだ
in depth(深く、徹底的に)の形容詞バージョン。
in-depth なもの
in-depth analysis(分析) / discussion(議論) / study(研究)
意味的には thorough とか detailed ってこと。(OXFORD)
昨日のブログに書いた in minute detail と in depth は同じだと思う。
・ Being able to solve problems on the spot seems to be the most common and admired attribute of successful volunteers.
− 問題を即座に解決できる能力は、ボランティアとして成功する人に最も共通し、最も高く評価される特質だと思われます。
attribute … 特質
名詞があることを知らなかった。
OXFORDの例文
Patience is one of the most important attributes in a teacher.
(忍耐強さは教師における最も大事な特質のひとつである)
quality とか trait あたりが仲間。
ブログ検索をしたところ、一度だけ、ある動詞の同意語でチラリと登場。
では、そのときの元の動詞は何だと思いますか?
He ( ascribed ) his failure to bad luck.
(彼は失敗を不運のせいにした)(OXFORD)(反転でご確認ください)
・ Financial grants have their place in the scheme of things, ...
− 金銭的援助も全体からみれば必要とされていますが、...
grant … 交付金、助成金、補助金、奨学金など、特別な目的のために与えられるお金(OXFORD)
どこかで習ったような、習ってないような...。たぶん、習ったな。
in the scheme of things … 全体から見れば、大きな枠組みで見れば
scheme of things で「世の仕組み[成り立ち]」(プログレッシブ)
うぅむ、これを自分が使うことはなさそうな気がする。
OXFORDの例文
My personal problems are not really important in the overall scheme of things.
(私の個人的な問題は大きな枠組みで見ればそんなに重要なことではない)
なんだか、スケールのでかい表現なのかもしれない。
・ in the long view … 長い目で見れば(プログレッシブ)
in the long run より、むしろこっちの方が日本語に近い。
・ hobnob with … 〜と交流を深める
hobnob 、キターッ!
12/5のブログで hub(ハプ空港)がでてきたときに hubbub(騒動)思い出し、
その流れでブログに hobnob を載せました。
そしたらコメント欄でラプさんに
「hobnob ・・・今月にも出てきます。」
と明言されたので、いつ出てくるの?今日なの?明日なの?と楽しみにしていたら、
最後だったのか。じらすわね!
突然ですがクイズ。「じらす」という意味の単語は何?
答:( tantalize )
クリスさんによれば hobnob with は
rub elbows / shoulders with
と同意だそうで、有名人や会社のエライ人など、自分もこうなりたいなぁ、という
憧れの対象と交流を深めることだそうです。
あぁ、私だったらピーター・セテラ(歌手、元シカゴのボーカリスト)と hobnob with したい!(年上好み)
去年の今頃、12/19・20「英会話上級」、「良心の呵責」なんていう、いかにも使えそうな単語を習った回。
(注)迷惑コメントを阻止するために「ラジオ」を禁止ワードに設定してあります。
「ラジオ」と書き込むとエラーになりますので、お気をつけください。
心の広い人だけがもらえる↓
もう何回も見聞きしているのに、ちっとも覚えられない単語ってありませんか?
私の場合、そのひとつが discrepancy(食い違い、行き違い、不一致)。
ブログにも既に2回登場。
しかし、今月号の Business Word Power(入門ビジネス英語テキスト)の中で見つけたとき
「あれー、何だっけ?」になりました。
ここはひとつ、最終兵器である「ダジャレ」でなんとかするしかない!
というわけで、ムリムリ考えました。
外国でパン屋さんに行きました。(既にイヤな予感)
ショーケースには
(A) クロワッサン、(B)ペイストリー、(C)フランスパン
が並んでいます。(頭の中でイメージ、イメージ)
お腹がすいていたのと、英語が得意でないあせりから、注文がうまくできません。
「この(C)のフランスパンが食べたい!」
そう思い、日本語と英語が入り混じりながらも、なんとか注文しました。
「(指さして)This! くれ!パン、(C)!」(discrepancy)
ところが、お店の人は何を思ったか(A)のクロワッサンを包んだのです。
なんという「食い違い(discrepancy)」...
大河ドラマ並みに長いダジャレの旅におつきあいいただき、ありがとうございました。
単語定着の一助になれば、幸いです。
心の広いあなたなら、こんなダジャレでもきっと許してくれますよね!
2008年12月25日
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hobnob withの類似表現はぼ〜っと聞いていて聞き逃したので助かりました。
hubbub,hustle-bustleとごっちゃになってどうしても「交流する」という意味が定着しそうにありません。
私は「じらす」がどうも覚えられません。よく見かけるのにそのたびに確かめます。はい、今回も(;_:)
クリスマスプレゼントいただきました♪ありがとうございました。ちょっと気にかかることがあるので、読んでクスッと笑えました。お見事!!!
それはさておき、”じらす” tantalize のクイズを見たときに
パッと、水が目の前からふわふわ〜と逃げていくイメージが浮かんで、
tantalize が出てきました。
間違いなく、以前こちらのブログで語源に触れられたおかげです。
感謝感謝!!
クリスマスプレゼントもありがたく頂いて帰りますね。
帰り道で落とさないよう気をつけなくては・・・。
素敵な役に立つクリスマスプレゼントありがとうございま〜す!冴えてる^^
また、キャンドルナイトを何度もご紹介いただきまして、ありがとうございます。
今年もあと少し、ラストスパートですね。
そういえば、「ラジ子る・ラジ化る」のつづりはradicalですよねぇ(?)。すばらしい、すぐれた、楽しい、という意味もあるんですね。
a president, governor, legislature etc. with no real power because their period in office will soon end
とのことですので、再選に失敗しなくても、lame duckには「なれ」そうです。
良心の呵責なんて単語すっかり忘れていました。私もだじゃれっぽく、歩く呵責walking qualmでおぼえとこ!
lame duck はmontoさんがブッシュさんをほのめかしつつ教えてくださったので、それでいいと思います。
音が似ている単語は本当に混乱しますね。私も同じ。というわけで、けっこうしつこく「音が似ている」「意味が似ている」単語などをまとめて調べたりしています。
しかし、年齢とともに、脳内の整理が難しくなりつつあります(残念)。
tantalize もそのうち最終兵器を使いましょうか?
神が降臨さえすればあっという間にダジャレも出来上がるんですけどね、降臨するまでしばしお待ちくださいね!
discrepancy を「くだらない!」と言わずに温かく受け止めてくださってありがとう!
【ラプさん】
hobnob 、待ちました。まさか最終回とは!でも、毎回ビニェットを聞くときに「今日かな〜?」と楽しみが増えました。クリスさんが「面白い単語」のように言っていたので、普段はあまり使われないのかもしれませんね。
tantalize をしっかり自分のものにされたラプさん、やはりアーティストだけあって、単語をイメージ化するのがお上手なようです。
プレゼントは落とさずにお持ち帰りくださいね。
万一の場合は、また取りに来て下さっても、もちろんよろしくってよ!(何様!)
持ってかえってくれる人がいてよかった!ありがとう。
【ecottさん】
キャンドルナイトの晩は中学の部活動保護者会で、顧問の先生たちと飲んでました...。夜は我が家でレッスンもあり、なかなかムーディなキャンドルナイトが難しいのですが、今日のレッスンがキャンセルになったので、いっちょやったろーかしら、と計画中です。
夕飯どきに始めようと思っています。
キャンドルのぼーっとしたやさしい光で夕飯の見栄え3割り増しを狙っています!
【莉杏さん】
あなたも、心優しくプレゼントを受け取ってくださったひとりなのですね。世の中、まだまだ捨てたもんじゃないわ!
ありがとうございます。
radical にそんな意味があったとは!
こちらもサンクスです!
【montoさん】
lame duck イコール 靴よけおじさん、でイメージ化されております。ありがとうございます。
qualm 、忘れてたんですよー。一年前のブログをもう一回読むっていうのは、なかなかいい企画だったな、と自画自賛。ほんの気まぐれで始めたことだけど。
たしか、どなたかからリクエストもあったんですけどね。
learning curve が再浮上しそうな気がします。
♪やっぱ「復習」でしょ!
dis 離れて、わかれて、crepaはラテン語crepare割れる、
そこから意見などの不一致になります前置詞はbetweenを使います。例文 There's a discrepancy between the two reports.
フォーマルな単語ですね。
思いがけず、こんな古い記事にコメントを書いていただき、ありがとうございます。
discrepancy を自分で使いこなすまでには至っていませんが、たまーに耳にするたび「あっ、あのダジャレの!」と思い出しています。
個人的に etymology に興味があるので、こういう説明を読ませていただくのは楽しいです。語源のご説明、ありがとうございました!